困ったちゃん

困っちゃう。わかんないもの。
本当に暗闇に差し込む僅かな光。
手を伸ばしても指先すら届かない。
いくら叫んでも聞こえない。


泥沼にはまったら、もがきもしないで、
そのままどっぷり沼の底まで。
息だってできないし、もしかしたら、
出られないかもしれないのに。
やっと、出てきてみたって、
泥がかわくまで、そのまま歩くし、
服を脱いで、シャワーをあびて、
やっと服を着替えるのかと思ったら、
天気がいいからって昼寝を始める。


それでも、ちゃんと全部、
自分で済ませて、また歩き出したときに、
話しかけてみようと思う。
おもしろい話だって、笑える話だって、
ときどき泣きたくなることだって、あるんだ。
そういうのって、なんか、いいじゃない。


ドバイの雨はやんだみたいです。
もうしばらくは、あんな天気が続くこともない。