物語を取り込む余裕

今、物語を、からだが受け付けにくくなっていて、
映画を観るのも、なんだか、気が引ける。
別に、誰かに、ちゃんと観ろって、
言われているわけじゃないのにね。
好きなことだからね、好きなことのように、
ちゃんとしたいって思う自分くらいだ、怒るのは。
難しい映画は困るなあと思って、
Horton hears a Whoを観た。
久しぶりに、一生懸命、観られた。
なぜかというと、劇場で子供たちが、
もちろん、アラビックやヒンドゥや英語なのだけど、
キャラクターを応援していたから。
ぼくも、同じ気持ちで応援しながら観た。
ストーリーも、すごい好みだったから、よかった。
子供たちは、よかったねえって笑っていたけど、
付き添いの大人は、なんだか泣いてた。
ぼくも、目が赤くなるくらいは泣きました。
この状況だと、映画に泣いたのか、
他のことでやっと泣けたのか、わからないね。
どこに重点を置くかで、違ってくるけど、
今のぼくには、「We believe in you」ということが、
とても、とても、つらいくらいでした。
こどもたちにとって、大事なことが、
いっぱいつまっている映画だと思います。