早くに教えてくれよ

この前、髪を切ったの、50AED(日本円で約1500円)だったのだけど、
ドバイでは、それでも高い方らしい。えー、そうなの。
25AEDくらいで、やってくれるところが普通らしい。
でも、交通の便とか考えると、楽でいいじゃないの、ねえ。
ぼくの寮から、市内まで出ると、めんどくさすぎて。
そのモールにレゴショップがあったことも忘れないようにメモ。
今、この場に、誰かいたら、楽しいのになあ。オシャベリがしたい。
頭の中ではいつも大声で歌っているんだけど、カラオケにも行きたい。
どちらにしろ、忙しいシーズンが終わるまでは、考えや気持ちが、
あっちに行ったり、こっちに行ったりして、暴れん坊将軍
朝食のシフトの後、失敗しちゃったことのやり直しを済ませて、
他にもいろいろしたいことがあったので、時間が過ぎても、
気にしないで働き続けていたんだけど、さすがにシェフに追い出された。
別に、いくら働いたって、疲れはするけど平気なのに。
友達もいないし、行くところもないし、することもない、
ドバイでは、ぼくには、仕事しかないんだよ。
いくら働いても、ニューヨークと違って残業代がつく法律はないし、
まあ、そりゃ疲れてるからって夜に失敗されたら頭にくるだろうけど、
ぽっかりと抜けた時間って、結構、きついパンチなんだもの。
寝ていていいよ、っていう時間だったら、いくらあっても嬉しいけどさ。
会社の中に、アラビア語の教室とかあればいいのにな。楽器の教室とか。
リュートとかピアノとか言葉とか、何か習いたいな。学校って好きなんだな。
ありとあらゆる音楽は、人の心を豊かにするんだから。
サービス業には、必須科目と言えないだろうか。
もっとも、一日の大半を仕事場で過ごさざるを得ない状況で、
仕事の中に楽しみを見出せないとしたら、何かをしながら楽しめるのは、
読書でもゲームでも映画でもなく、音楽くらいしか残れていない。
ぼくは、地味なこととか、同じことの繰り返しも好きだし、
ただリゾットのコロッケこねてるだけでも楽しくて仕方ないけど、
朝食の仕事自体は本当に暇で、音楽を聞きながら、
コロッケころころやっていたから、勇気100倍だった。